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群ようこ『モモヨ、まだ九十歳』ちくま文庫、1988年 高齢者は元気な方も多いのです。そして人生を長く経験しているだけに、なかなか立派な生活の知恵を持っているのです。 |
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長谷川町子『いじわるばあさん』第一巻から第三巻、姉妹社、1983年 懐かしい「おばあさん」像と人々との関係が描かれています。「いじわる」をするにも努力と工夫が必要なのです。常に頭を使わなければなりません。 |
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谷川俊太郎『おばあちゃん』ばるん舎、1982年 詩人からみた日本の家族介護は、1980年代にはこのように映ったのだと言う事がわかります。そして今はどうなのでしょう。 |
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宮本常一『忘れられた日本人』岩波文庫、1984年 地域社会の中で、老人の役割が生活の隅々に生きていたことを知ることができます。今考えられている「老人」像との違いは、どこから生じたのでしょうか。 |
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武田京子『老女はなぜ家族に殺されるのか』ミネルヴァ書房、1994年 家族による老人殺しをテーマに、具体的な事例の中に隠されている問題点を明らかにしています。日本社会が抱えている「イエ制度」の残存意識、親子関係などの中に潜む闇の怖さを実感させられます。 |
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伊東光晴・河合隼雄・副田義也・鶴見俊輔・日野原重明編著『老いの発見』(全5巻)岩波書店、1984年。 多様な分野から「老い」について語られています。「老い」という事実を考える上では、発見の多い本といえるでしょう。 |
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日本老年行動科学会監修『高齢者の「こころ」事典』中央法規、2000年 高齢者に関する様々なことが、見開きの頁で簡潔にわかり易く書かれています。気になるけれども、よくわからないという事柄を調べるときに便利な事典です。 |
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井上勝也監修『事例集 高齢者のケア』中央法規、1995年 介護保険制度が開始される以前の高齢者が抱える課題を、事例を通して解決策を提示しています。介護保険制度の実施により、変化した側面はありますが、基本はかわっていません。 |
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シモーヌ・ド・ボーヴォワール著、朝吹三吉訳『老い』人文書院、1970年 古今東西の多様な文献から、「老い」の本質的な解明を試みた一冊です。高齢者について知るための基本的文献です。 |
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E.H.エリクソン、J.M.エリクソン、H.Q.キヴニック著 朝長正徳、朝長梨枝子訳『老年期』みすず書房、1990年 社会心理学者であるエリクソンが高齢期を発達段階の最終ステージと捉え、事例調査を踏まえて高齢者期のあり方を論じたものです。 |
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染谷俶子編『老いと家族』ミネルヴァ書房、2000年 日本を中心とした家族と子との関わりについて多面的な側面から論じています。家族形態の変化、介護状況、痴呆性高齢者の課題などの他に、韓国、スウエーデンの状況について掲載されており、日本の高齢者を考える参考になります。 |
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エドガー・ミラー、ロビン・モリス著、佐藤眞一訳『痴呆の心理学入門』中央法規、2001年 心理学からみた痴呆性高齢者を理解するためのガイドブックです。痴呆という症状を知り、どのように対応していくことが大切かを考えるための参考になります。 |
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土肥徳秀『全国一律不公平』萌文社、1999年 介護保険制度の仕組み作りに関わった著者が、当初制度化された介護保険制度の問題点について論じています。介護保険制度について考えるための参考書のひとつといえるでしょう。 |
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クリスティーン・ボーデン『私は誰になっていくの?』クリエイツかもがわ、2003年 若年性アルツハイマーを発症した女性の手記です。出来ていたことが出来なくなる不安など患者の内面の葛藤が、読者に伝わってきます。 |