2014年3月21日(金・祝) 社会福祉学科主催の国際シンポジウム「グローバル化のなかの福祉開発と社会的企業」が開催されました。
同時通訳がつき、英語・日本語双方で、お話を聴くことのできるイベントでした。
基調講演は、カリフォルニア大学バークレー校社会福祉大学院名誉教授のジェームス・ミッジリィ教授をお招きして行われました。テーマは「グローバルな視座からみるソーシャルワークと社会開発」です。世界各地の写真を紹介しながら、福祉開発、社会的企業の現状と今後の課題について、熱意あふれるご講演をいただきました。
第二部のシンポジウムのテーマは、「グローバル化のなかの福祉開発と社会的企業」です。
社会福祉学科の和気康太先生が、コーディネーターをつとめました。
3名のシンポジストは、全員が社会福祉学科福祉開発コースの先生方です。
シンポジスト、お一人目は河合克義先生です。「日本における高齢者の実態と福祉開発」について、お話をされました。
シンポジスト、お二人目は、明石留美子先生です。「開発途上国と福祉開発」をテーマに、英語でプレゼンをされました。
シンポジスト三人目は、米澤 旦先生です。「日本の社会政策における社会的企業」について報告をされました。
3名のシンポジストの報告について、岡伸一先生が、まとめのコメントをされました。
ミッジリィ先生からも、最後に、あたたかなコメントをいただきました。
会場には、本シンポジウムのテーマに関心を寄せてくださった学外のみなさま、学生、卒業生などが足を運んでくださいました。また、オープンキャンパスと同日に開催したこともあり、高校生も参加してくださり、熱心にお話を聴かれていました。
今後の福祉開発の研究と実践のあり方を展望することのできた、大変貴重な国際シンポジウムでした。
遠くロサンジェルスから、本シンポジウムのために来日してくださったミッジリィ先生、そして、祝日にもかかわらずご参加くださいましたみなさまに、心より御礼を申し上げます。